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ドラゴンクエストX 冒険者たちのきせきプロジェクトを特集した、一夜限りの360秒TVCM!地上波史上最長!

今年5周年を迎える「ドラゴンクエスト」シリーズ初のオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」。そのプレイヤーから募集した「いままで冒険してきた“軌跡”の中で訪れた、“奇跡”のようなお話」を基に、各業界のプロフェッショナルをスタッフィングし、オリジナル作品として映像化!



ドラゴンクエストX 『冒険者たちのきせき』一夜限りの360秒CM


 本CMは、大型プロジェクト『冒険者たちのきせき』の紹介ムービーとなっており、『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親である堀井雄二氏と、『ドラゴンクエストX』のプロデューサーを務める齊藤陽介のこのプロジェクトに対する想いをインタビュー形式で放映、さらに、2017年8月に公開となった第1弾のオリジナルアニメの紹介や、2017年9月に公開となる第2弾の詳細情報など、今後続いていく大規模なプロジェクトの全容が明らかになる内容となっております。

ドラゴンクエストX 冒険者たちのきせき EPISODE①「名前の想い」

【原文】 名前の想い

「名前何にしようかな~」
Ⅰ~Ⅸまで毎回ワクワクとプレイしていたドラクエ。
しかし、今回は『オンライン』という言葉がついている。
オンラインの世界を全く知らない私は、初日組をあきらめ、
10日ほどアストルティア体験談をネットで見ながら勉強に励んだ。
なるほど!細かいキャラメイクができるんだ!
同じ世界に他のプレイヤーがうじゃうじゃいるんだw
お互いの名前が頭の上に表示されるんだ!
など、今にして思えばと言う事が、その当時はすべてが驚きだった。

そこで、私が決めた名前は亡き大切な娘の名前。
生後6ヶ月でこの世を去って、リアルでこの名前を呼んでくれた人は少なかったため、オンラインの世界でいっぱい呼んでもらえたらうれしいな~と言う思いで決めた。

娘が成長したらこんな感じがいいな~とキャラメイクのしたキャラの上に名前が表示されたときには「おおー!!」と一人で感動した^ ^
はじめは、呼ばれるとこそばゆかったが、
4年過ぎた今では、たくさんのフレさんができ、
アストルティアを縦横無尽に飛び回っている。

そして、なにより嬉しい事が、もう1つ。
実は、ドラクエⅩが開始した2012年8月2日は娘の10歳の誕生日。
そのため、毎年、誕生日の8月2日には
アストルティアでは花火が上がり、
みんなが「おめでとう!!!」と言っている。
それを母親自己満足フィルターで受け取り、
「みなさんありがとー!!!!」
と、目にジワーとしたものを感じながら感謝している。

ドラゴンクエストX 冒険者たちのきせき EPISODE②「どの職業で戦うか迷う話」


【原文】 どの職業で戦うか迷う話

「ナースなんだ」とウェディ娘は言うのだった。
部屋でひとりゲームに興じていた僕には、あだっぽく聞こえた。
一緒にパーティーを組んでボスモンスターと戦っている最中だった。

ゲーム内では僧侶の僕はその夜、いつもより丁寧に、彼女にホイミをかけた。
ドラゴンクエストは楽しいけれど、ゲームを終えればたちまち現実が押し迫ってきて、向き合わざるを得ない。
僕は無職だった。派遣のアルバイトで日銭を得て、どうにか暮らしを繋いでいるが、年をとっていくことが不安だった。
年をとるということは、親が老けるということや、同級生たちが立派になったり結婚したりしていくことを含んでいる。
流れていく時間が、恐ろしいのだ。

ドラゴンクエストは幅広い年齢層に人気のゲームだ。
「今日は学校の授業参観日だったよ」
世間話のつもりで話すウェディ娘だったが、聞いているうちに、親として参観日に臨んだらしいと分かった。
僕の想像とは食い違ってきた。
「子どもが小学校に入るとたいへん」
ウェディ娘の言葉が、僕の胸に刺さった。
ひとつはウェディ娘が妙齢の乙女ではないことだ。それはいい。
それよりも、僕の親もこのように僕を育てたのだろうと予感させられたことだ。
僕は子どもとして参加したことしかないが、参観日には当然、子ども以外の視点もあるのだ。
今まで気付かずにいたことがショックだった。
さらには、小学生というものは年々と学年が上がっていくが、僕は変わらぬ今を生きている。
僕には季節が無いような気がした。就職しようと考えた動機は、そんなところだった。

仕事はなかなか見つからなかった。
やっと見つけた就職先は介護職だった。それでも嬉しくて、介護の仕事を始めたことをウェディ娘に告げた。
慣れない仕事で疲れてしまい、ゲームができない日も増えた。
勤めて九ヶ月くらい経ち、ほんのわずか、ボーナスが出た。
嬉しくてはしゃいだ。初めてのボーナスで親にプレゼントを買った。コーヒーカップだ。
やがて職場で何か介護に関わる資格を取ってはどうかと教えられた。
無資格でいるよりも、資格があるほうがいいらしい。
介護に関係する資格は山ほどあって、取得しやすいものもあれば、学校に通わねばならないものもある。
何がいいのか見当もつかなかった。
そういう話をウェディ娘にすると「じゃあ、看護師は?」と薦められるのだった。
看護師には正看護師と準看護師があり、準看護師のほうなら僕にも達成できそうに思われた。
ウェディ娘が学生時代に使った教科書やノートがあるから、送ってあげてもいいと言ってくれた。
ドラゴンクエスト内だけの付き合いだけど、三年以上も親交があるので、僕は住所を知らせた。

果たして、荷物は届いた。
古くなり紙が柔らかくなった教科書と、きれいな文字のノートだった。
青春の残り香のようなものが、感じられないでもなかった。
来春から僕は夜間学校に通う。この教科書やノートが、きっとくじけそうになる僕を励ましてくれるだろう。


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